所得税にと脱税
所得がたくさんある家庭というのは、どんなに頑張って働いても限界があるものです。そこで今人気があるのが副業ですが、そんな副業も、結局は経験も知識が豊富な人、それかよっぽど才能がある人でない限り、普通の一般家庭の所得よりズバ抜けてよくなったという人は少ないと思います。
例えば芸能人。芸能人なんかだと顔がよくて才能があって知名度が多少あれば、おもしろそうな本を出して印税が入る、というように色々な方面で活躍することができますよね。所得を増やすことも一般人に比べると簡単そうに思います。
ただ、所得が増える・・・ということは当然、「所得税も増える」ということをお忘れなく。累進課税のせいで、せっかくたくさん稼いでも、一般サラリーマンと同じ所得税が引かれるわけではないですからね。稼いだ分だけ所得税も沢山引かれるということですね。
そしてこんなニュースがありました。脳科学者の茂木健一郎氏(47)が東京国税局の税務調査を受け、2008年までの3年間で約4億円の所得の申告漏れを指摘されていたことがわかったそうです。その3年もの間にこの人は、著書の印税や講演料、そしてもちろんテレビの出演料などの様々な収入があったわけですが、それらについて一切申告していなかったんだとか。普通に考えるとなんて恐ろしいことを・・・と思うでしょうけど、この人はすでに期限後申告にも応じて、既に無申告分の納税を済ませているそうです。
その後に無申告加算税分も納付するとしているわけですが、どうしてこの人はキチンと申告をしていなかったんでしょうか。ちなみに無申告加算税を含む所得税の追徴税額はなんと1億数千万円に上るのだとか。一般家庭のサラリーマンにとってはそんな所得税額になることは到底ありえませんよね。金額を見ただけで「違う世界の話」にしか思えないでしょう。
この茂木氏は、給与所得と雑所得を合算して納税額を確定させ、居住地の税務署に確定申告する必要があったそうなのですが、06年から08年まで全く申告を行わずにいて、しかも源泉徴収分を除いた所得税1億数千万円を納税していなかったんだとか。でも、お金がないわけでもなく、銀行には数億円の預金があったといいます。
私的に思うことは、この累進課税というのは所得が沢山である、いわゆる「お金持ち」にとっては苦しい税法だと思います。きっとこの人もそういった想いからだったのかな?と思うんですよね。誰だって、稼げば稼いだ分所得税がそれなりに取られるというのはなんだか頑張るのがアホらしくなってしまうもの。だからいっそ面倒な申告もストライキ的な気分でしなかったのかな?とも思うんですよね。(笑)
まぁそんな単純な問題だけではないと思いますけど・・・。
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所得クン on 11月 10th 2009 in 所得税あれこれ話し